100切りゴルフラボ

初心者の初心者による初心者のためのゴルフブログ

100切りゴルフ ラボ【スライス撲滅編Vol.2】

前回の球の下にヘッドを通す作戦に続き、別のスライス撲滅法をご紹介します。

 

 

 

テイクバックをインサイド(内側)に持っていく

これは手打ち傾向が強い方に効果的なんです(実体験)

 

手打ちの方は文字通り球を手で打ちにいってしまう為、

時代劇でよく見られる袈裟切りの様に、ダウンスイングにかけて

アウトサイドからヘッドをおろしてき、カット打ちになりがちです。

そうなると球はやや左に飛び出た後、右にシュルシュルっとスライスするのです。

 

じゃあ手打ちを治せば良いのかと言うと、確かにそれが出来たらベストなのですが、

そう簡単には治りません。

 

ですので、ある意味多少の手打ちならOKという位の広い心を持ちましょう。

 

ではテイクバックをインサイド(内側)に持っていくとどうでしょう?

手打ちでもダウンスイングでカット打ちが出にくくなります。

(=袈裟斬りし辛くなる)

 

実はこのインサイドテイクバックは前回の記事にあった

「球の下にヘッドを通す作戦との相性がとてもいいのです。

何故ならインサイドからヘッドを送り出すと、球の下にヘッドを通し易くなるのです

 

 

 

しかし、どのくらいインサイドにテイクバックすればいいのでしょうか。

 

すみません。

こればかりは色々試してみて、最適なインサイドを見つけてみてください!

としか言えないのが本音です。。。

 

ただ言えるのは、クラブが長尺になればなるほど、インに引く度合いをやや強めると

スライスが出辛いという実体験はあります。

 

皆さんのご参考になれば幸いです^^

 

つづく

 

100切りゴルフ ラボ  【スライス撲滅編】

こんなタイトルつけるとさぞかし腕前は100なんか余裕で切って

シングルレベルだと思われる方が多くいらっしゃるかと思いますが

残念ながら違います。

 

ゴルフ歴4年、平均スコアは90前半。

しかも100を安定して切り始めたのは1年前位で最近なんです。。

 

そう、このブログでは100を安定して切れるようになるまでに

気づいた色んなことを備忘録の意味も含めて発信していき、100切り

を切望している方に何かしらヒントを残せれば幸いです^^ 

 

 

それでは早速ですが、 

100を切るには

 

皆さんなんだと思いますか?

 

1.Per4以上のホールで毎回ドライバーを使って最大限飛距離を出す

 

2.Perオンをひたすら目指す

 

3.飛距離、スピン性能を謳ったクラブに買い替える

 

 

 

 

 

 

 

答えは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とことんミスを減らす事です

大事な事なので(自戒の意を込めて)タイトルより文字を大きくしました。笑

上記に書かれている1~3はすべて間違いで、むしろ100切りを目指すには排除すべき

内容です。

 

凄いことなんかしなくていいんです!

OBや1ペナ、バンカーを極力避けてミスを減らしていけ良いだけです。

もちろんそのミスを減らすのが難しいのも事実です。

 

 どんどん掘り下げていきます。

さて、ミスにも色々挙げられますが、ずばりそれは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

意図しない球が出ることです。

 

ゴルフ歴4年の短い期間ながら、100を切れないorスコアが安定しない理由として

確実にその事は言えます。

 

初心者の中で意図しない球No1と言ったらスライスです。

誰しもが最初にぶち当たる壁ですね。

 

 

そこでまずは、意図しない球No1であるスライス撲滅法をご紹介していきます。

*前置き長くなりました(._.)

 

球の下にヘッドを通すイメージでスイング

いきなりですが、最初にして僕が自信を持ってオススメするスライス撲滅法です。

これはどういう事かと言うと、実際に球が置かれている位置より下(自分側)に

仮想ボールをイメージしてそれを打つのです。

言い換えるとヘッドを身体の最寄りに通すのです。

それだけでスライスの減少、それどころかドローが掛かります。

 

なぜそれだけでスライスの撲滅につながるのか。

これは僕の持論なのですが、ヘッドが球の下(=ヘッドが身体の最寄り)を通ること

によって窮屈になりますよね?

その窮屈さから逃れるために身体がキチンとターゲット方向へ回転、結果としてヘッドが返って球が捕まるのだと思っています。

 

ただ、球の下にヘッドを通す作戦が通用しない状況がある事に気が付きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは右肩が落ちる時。

別の言い方をすれば左側に体重が乗り切れていない時です。

 

試しにダウンスイングにかけて右肩を落として(体重を右に残したまま)スイングを

してみてください。

確実にフェイスが開きます。

これを閉じるには強烈に手をこねるしか無いのです。

手は器用である一方、ある時はストレート、ある時はドフックが出るなど

再現性は限りなく低いのです。

 

余談ですが、よくダウンスイングにかけて「左ポケットが左後方に引っ張られる様に」

という指導が散見されますが、それを言葉通りに真に受けて実践すると右肩が落ちて

まんまとスライスが出ます。

僕はこれでダフるはスライス連発するわでゴルフを本気で辞めてやろうかと思いました。笑

 

ではスライスを結局なくすにはどうするのが効果的か。

まとめるとこうです。

 

テイクバック(手で上げないで肩から始動)

ダウンスイング

①球の下にヘッドを通すイメージ

②左に体重を自然に乗せる。

この時左脚がピンと伸びる感じのイメージがいいかもしれません。

フォロー

ターゲット方向にあくまで自然と振り切る

 

僕も意図せずにスライスが出てしまったらこれを意識して丁寧にスイングを

組み立てています。

 

是非お試し下さい^^

 

つづく

 

香りの世界へ踏み込んでみた

以前縁あって、お寺で座禅体験をさせてもらい、その際に頂いた「塗香」という

落ち着く香りがする粉末と出会ったことをきっかけに、そういう物が売っている

専門店に行ってきました。

 

行ってきたのは、表参道駅の最寄り出口から5分程度の場所にある

青山香房というお店。

夜に撮影したので分かりにくいですが、レンガ造りの建物が特徴です。

 

f:id:ryokoara27:20161126180416j:plain

 

 

入店するや否や、ほんのり甘い包み込んでくれる様な香を感じました。

一体このようなお店にはどんな商品が置いてあるのか。

26年間今まで一度もこの類のお店に足を踏み入れた事がなかったので戸惑いましたが、

座禅の時に出会った塗香を求めて入店。

 

ずばり店内はこんな感じでした。

 

f:id:ryokoara27:20161126181550j:plain

 

f:id:ryokoara27:20161126181609j:plain

 

完全に和を基調としたレイアウトです。

陳列されている商品のほどんどが、よく目にする線香を短くした感じでした。

それにしてもあまりにも種類が多いので、素人の私には大海に放り込まれた

蛙の様にキョトン状態。

 

目的である塗香が見当たらなかったので、まず線香を物色することにしました。

とりあえず種類・用途も分からず片っ端からサンプル品をクンカクンカしてみると、

本当に香は多種多様で、私はどうやら甘い感じの香が好みであると気づきました。

 

店内一人でクンカクンカしている私を見かねてか、女性の店員さんがとうとう

「何かお探しですか」と声を掛けてきた。

 

メーカー・ブランドも知らない、しかも香をいざ言語化しようとすると難しく、

シンプルに「甘い香りが好きです」と謎のアピールをしてしまいました。

 

すると店員さんが、何種類かのサンプルを順番に焚いて下さった。

いざ焚いた時の香は、どれもまるで別の印象でした。

ちなみにオススメされたのは花散里という商品で、入店時に嗅いだものと同一でした。

 

花散里と聞いて源氏物語に登場する1人物くらいの知見しかないですが、

その商品から放たれる、ほのかに甘い香と言葉の響きが何とも言えない魅力でした。

 

ですが、いろいろ焚いて頂き30分以上迷いに迷って最終的に買ったのはコチラ。

f:id:ryokoara27:20161126225006j:plain

 

 

 

 写真右にございます、ローズ・ラベンダー・バニラ・ペパーミントの詰め合わせ

セット。

花散里を散々持ち上げましたが、結局上記にある「バニラ」の香に惹かれ、

どうせだったら沢山の香を楽しめるものが良いと思いセットを買いました。

 

既に写真に写っていますが、塗香も無事に買えました。

しかも入店してすぐ左に陳列しており、一番分かりやすい場所にありました。笑

 

購入した塗香は極品というクラスですが、「上品」と他2種類の計4種類があります。

 

こちらの使い方としては指の腹にうっすら少量取り、手首や耳の後ろに広げます。

また店員さん曰く、体温によって香の印象が変わるそうです。

つまり、塗り始めと馴染んだ時の香が異なるのですが、実際試してみると、

徐々に丸くなっていく様な感覚です。

薄くなるとはまた違うのですが、香は実際にお試し頂くしかないですね。笑

 

二点で確か1,500円程度で個人差あると思いますが、高価な物ではなく気軽に

購入出来ると思います。

 

ご興味ある方は是非^^

  

葉山絶品のスープカレーを堪能してみた

近所にある葉山のおすすめのスープカレー屋さんをご紹介したいと思います。

 

お店の名前は南葉亭(なんようてい)というスープカレー屋さんで、

地元に遊びに来る友人には自信を持ってここを紹介します。

 

www.nanyoutei.com

 

1.こだわりぬいた素材と豊富なメニュー

 

メニューにはSeafoodベースとChickenベースの2タイプのスープがあり、

それを基に各具材が載ったメニューが展開されています。

そして、どれを選んでも食べごたえ十分の三浦・鎌倉産のジャガイモ・

ニンジン・ナス等の野菜がふんだんに入っておりとても健康的です。

もちろん野菜だけでなく、エビ・ホタテ等の海鮮系具材もプリッとしていて、

スパイシーなスープに見事に合うのです^^

 

ちなみに私は骨付きチキンと煮玉子のスープカレーを注文!

f:id:ryokoara27:20161112174227j:plain

 

そこでスープカレーが決まったら2つのSTEPを踏んだ上で注文する必要が

あるのです。

 

STEP1 辛さ選択

なんとここのお店0~88まで辛さの選択があります。

なぜ100ではなく、88止めなのかは分かりません。笑

しかし決してやってはいけない事があります。

 

中辛程度が良いからじゃあ半分の44!なんて適当な選択をすると多分死にます。笑

個人の主観なので難しいところですが、自称辛い物好きな私でも7で十分です。

参考までに下記をご参考ください^^

 

・0~4(甘口・ピリ辛・普通・ちょい辛)

・5~8(辛口~大辛)・・50円

・9~11(大辛~超辛)・・100円

・12~87(激辛)・・200円

・88(超激辛)・・300円

 

STEP2 ご飯の種類と量を選択

 まずご飯の種類から言うと、白米と十五穀米、自家製おこげがあり、

量は少なめ・普通(180g)・大盛(270g)・超大盛(360g)が用意されている為、

こだわり派や老若男女をカバーできますね。

他はトッピングの種類も数多く用意され、煮玉子・豆・手羽先・ザンギ・ホタテ

チーズ・炙りベーコンなどなど、ここに書かれているもの以外にもあります^^

 

 

2.圧倒的湘南の景色を満喫

 

味について簡単にご説明しましたが、味だけでなく店外から見える景色が

ものすごく贅沢なんです。

↓こちら

 

 

 

 

 

 

f:id:ryokoara27:20161113203650j:plain

 

 

f:id:ryokoara27:20161113203807j:plain

 

カップル、友人、家族だれと来ても良いですね。

もちろん一人で優雅に食事を楽しまれるのもOK.

私も天気の良い休日には訪れます♪

ちなみに写真2に写っている左の立派な建物は有名な音楽家の邸宅だそうです。

 

そして店内はこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:ryokoara27:20161113204244j:plain

 

この写真からは全体像はあまり分からないと思いますが、15~20席位はあると

思います。

店内は温かみのある木造調で、手前に写っているボトルはカウンター

に彩どり並んでオシャレ度抜群です。

 

 

3.アクセス

このお店の唯一の欠点がアクセス。

最寄駅から歩いて15分位ならまだ問題ないのですが、到底歩いて行ける距離

ではありません。

多分歩いたら1時間以上掛かります。笑

 

車をお持ちでない方はバスやタクシーを使わざる得ない点が難点です。

 

逗子駅のバスロータリーから逗7・72・77系統バスで子産石で下車ください。

だいたい20分位でつきますので、オレンジ色の建物を目印にするば到着です。

 

 

f:id:ryokoara27:20161113210524j:plain

 

f:id:ryokoara27:20161113210635j:plain

 

 是非一度は足を運んではいかがでしょうか^^

  

台湾の最南端へ行ってみた③(最終回)

4.トラブル、そして素晴らしき愛・・続き

前回の記事「台湾最南端へ行ってみた②」はコチラ↓

http://blog.hatena.ne.jp/ryokoara27/dai-ippo.hateblo.jp/edit?entry=10328749687191804477

 

 

書きたい事がありすぎるのと、文章を簡潔にまとめる能力が足りないのか

ここまで引っ張るとは自身でも思っていませんでした。汗

 

でもこれが最後です。

 

 

前の記事では、警察からバイクを違法駐車を理由に撤去されましたが、

ホテルのスタッフの懸命なご説明により罰金が免除になったところまでお伝え

しました。

 

BAR店員のジンイー、バイクレンタルショップの店員さん、そしてホテルスタッフ

のみんなに猛烈な罪悪感を抱きながらの帰り道でした。

精神的にも疲れていたのでホテルの部屋に戻って寝ようとしたところ、まさかの

再びトラブルの発生でした。

 

 

 

 

 

 

部 屋 に 他 人 が い る

 

 

部屋のドアが開いており覗いてみると、見知らぬ人間がくつろいでる。。

この状況を理解しようと棒立ちになっていたところ、スタッフがすっ飛んでき

ました。

 

「実は案内した部屋は既に予約が入っていて、それを確認せずにあなたに

部屋を提供してしまった」と。

 

しかも他に空室が無いらしい。。

 

既に深夜0時回っているのに今から寝床を探すのかと想像しただけで卒倒寸前

でした。

少なくともこの状況に対して「これも旅の醍醐味!」なんて思いたく無かった。笑

 

すると

先ほど警察署で活躍してくれた女性スタッフが、

「コチラについて来てください」と言ったので向かうと、

着いた先はこの5畳ほどの部屋でした。

 

「私が住んでいる部屋で寝てください^^」

 

まさかこの女性と2人きりで夜を過ごすのか!!!

生々しいほどの彼女の生活用品が配置され、僕はひたすら困惑しました。

 

 

ところがその心配は無駄に終わり、

どうやら彼女は同僚の部屋に泊まるようです。

 

そりゃ

そうだ

そばそーだ

 (言いたかっただけです)

 

 

一日でこんなにも台湾の方々から親切にされて、僕はもはやどのように

感情表現をして良いか分かりませんでした。

 

僕は結局好意に甘えて、その部屋で最終日を過ごすことに決めました。

 

 

翌日、枕元にほんの気持ち程度のお金を添えてチェックアウトを完了し、

ジンイーに会う約束を会うをしていたので、その時間までロビーで時間を

潰していました。

 

ところが部屋を貸してくれたスタッフの彼女が現れ、枕元においたハズのお金を

すっと僕に返してきました。

 

「こんな事しなくてもいいよ、悪いのはホテル側なんだから」と笑顔を浮かべて

いました。

 

ですが、僕の気持ちだからこれだけは受け取ってほしい!!と強気で返しました。

 

それでも向こうも引きませんでした。。

 

結局僕が折れました。

向こうが本気でしてくれている好意に対して、お金を出すことは逆に失礼

なんじゃないかとやりとりの中で感じ始めたからです。

 

海外で人の優しさにこれでもかと肌で感じたのは初めてです。

僕はこの受けた優しさを、日本で困っている外国人に助けることによって

返そうと誓いました。

 

助け合いの素晴らしさに気づけた最高の旅行となりました。

改めまして、この時僕と出会ってくれた全ての人々に最大限の感謝をもう一度したい

です。

 

 

ちなみに女性スタッフはこちら。

f:id:ryokoara27:20161101234808j:plain

ホテル 名:ケンティン157ブティックホテル

 

またケンティンに行く事が出来たらお土産携えて必ず立ち寄ります。

あと、帰国後に日本で買った左手を挙げている招き猫を贈りました。

どこかに飾ってくれていると嬉しいです^^

 

以上、長くなりましたがご覧頂きまして、ありがとうございました!

 

台湾の最南端へ行ってみた②

台湾の最南端へ行ってみた①の後編です。

①をご覧になられていない方は、下のリンクへどうぞ!

台湾の最南端へ行ってみた①

 

 

2. 到着、そして素晴らしき出会い後編

屋台でつまみ食いした後、BARへ入店した所までが前回のお話でしたね。

  

店内は観光客と地元の人と思しき人たちで盛り上がっている中、一人だったので

店員さんがカウンターへ案内してくれました。

僕には話相手も居なかったので、この店員さんと話してみようと直感的に思い、

ドリンクを持ってきたと同時に「Hello」と声を掛けたところ、向こうも気さくに

「Hi , Where are you from?」と返答してくれ会話に成功しました。

 

ちなみにこの店員さんこそが前述した、旅の内容を濃くしたキーパーソンで、

ジンイーという女子大学生でした。

そこから筆談も交えてお互いの自己紹介や他愛もない話で盛り上がり最高の時間

になりました。

 

f:id:ryokoara27:20161028233105j:plain

 

左から順に僕、店員のジンイー、同じくおひとり様の中国人観光客の方。

 

時間も深夜近くになったので出会いに感謝しつつ帰り支度をしていると、

ジンイーが「明日ノープランなら観光案内してあげる!」と言ってくれたのです。

 

 

Thanks!と簡単に感謝の気持ちは述べましたが、こんな展開に内心死ぬほど喜んだ

自分でした。笑

やっぱり何が起こるか分からないのが旅の醍醐味だと痛感。。

 

3. 2日目 観光

いい出会いに感謝してぐっすり眠れたところで指定の待ち合わせ場所へ。

昨日の話の流れだと「私がいろんな所に連れてってあげるから足の心配は

しないで!」という事だったので、女性に車で迎えに来てもらうなんて何だか申し訳

ないなあという気持ち反面、どんな車でくるんだろうと期待もありました。

 

すると昨日交換したLineに着信があり、見渡してみると彼女はスクーターで登場。

 

さあ、乗って^^

 

・・・・・車で迎えに来るというのは完全に僕の思い込みでした。笑

 

兎にも角にもせっかく来てくれたわけだから乗るしかないのですが、

ノーヘル2ケツスタイルなんて当然やったことも無いし、しかも彼女かなりの

スピードでブッ飛ばすじゃないですか!汗

メーターを見ると70km/h位出てるし。。。

 

それを見たら余計に彼女の肩を掴む力が増して

ついに、

 

 

 ビビってんの?痛いんだけど?^^

 

と男のプライドをズタズタにする様な一言を簡単に言ってきました。汗

残念ながら事実ですので、ぐうの音も出ません。

 

やがて15分ほどバイクを走らせるとビーチに到着し、バイクから降りるや否や、

屈強なガタイの男たちの元に近づいて、僕を指さしながら何かを説明し始めました。

 

どうやら彼女の友達の様で、ジェットスキーやバナナボート等のマリンアクティビティサービスを提供しているらしい。

 

そしてなんと、無料で遊ばせてくれるとの事。

本音を言うと彼女のバイクで既に陸のアクティビティを経験したから十分

お腹いっぱいだったが、そんな事も言えずに他の客が乗っているバナナボートの

一番後ろに強引に乗らされました。 

 

 

これでもかって位に海上でGを一通り楽しんだ後は、また目的地を告げずに彼女は

バイクを走らせました。

陸と海の高速移動を間髪入れずに体験したお陰で、この移動での恐怖は皆無でした。

人間の慣れって凄い。。

 

次に着いたのはバイクレンタルショップ。

どうやらまたスタッフが彼女の友達の様で、また僕を指さして話しています。

 

すると彼女が戻ってくると

 

 

タダには出来ないけど料金安く出来るから借りといたよ!

バイト(昨日出会ったBAR)に行かなきゃ♪

 

謝謝。。

 

 

 

海外で運転したくなかったので本気で断ろうとしましたが、既に彼女はバイクを

走らせて姿はありませんでした。笑

こうなったら移動手段も無くなったしせっかくだから乗る事に決めました。

 

バイクは電動式でトルクがかなりあって、全然問題なくスピードは出せました。

ただし右側通行なのでそこだけ注意しながら運転したら20分程度でだいぶ慣れて

きました。

 

とは言えナビも無い、地図も無い、土地勘もない。

そんな無い無い尽くしの状況下では、己の野生の感に頼るしかなく

ひたすら走らせました。

 

 

 

 

 

慣れたところでふと横を見ると、なんと綺麗な夕焼けが目に飛び込んできた

ので駐車場に停めて撮影!

f:id:ryokoara27:20161030222915j:plain

 

ああ、旅っぽい。。笑

 

これで元気をもらった僕はどんどんバイクを走らせ山道に行く事にしました。

するとそこでもこんな景色が!

 

 

 

 

 

 

f:id:ryokoara27:20161030225134j:plain

 

 

f:id:ryokoara27:20161030225211j:plain

 

 

f:id:ryokoara27:20161030225237j:plain

 

何だか上の2枚はDr.コトー診療所に出てきそうな風景で、中島みゆきさんの

銀の龍の背に乗って」を脳内再生してました。

 

この日は刺激的な出来事が容赦なく我が身に降りかかった一日だったので

どっと疲れが出ましたが、本当にかけがえの無い最高の時間を過ごせました^^

 

 

 

4.トラブル、そして素晴らしき愛

 ケンティン最終滞在日の前夜のこと。

まさか連続的にこんなにもトラブルに遭うとは予想だにしませんでした。

 

泊まっていた前述の157boutiqueホテルには予約などは特にせず、

「また今日も泊まれる?」と当日になって伺い、スタッフのがOKと言って

くれたので同じ部屋に連泊することが出来ました。

 

寝床も確保出来た事だし借りたバイクをホテルの玄関口に停めて、界隈の夜の

屋台を楽しむことにしました。

一通り夜の賑やかな雰囲気を楽しんだ後、ホテルまで戻ってみると

 

 

 

 

 

 

停めてあったはずのバイクが無い!!!

 

 

 

盗まれたと思い、血相を変えてホテルのスタッフに問いただしてみても

分からない。

なんて事だと途方に暮れていると、観光案内してくれてBAR店員のジンイーから

携帯にメールが入った。

 

開いてみると不自然な日本語が並んでた。

おそらく彼女が翻訳ソフトを使って送ったのだと思う。

 

整理すると、警察がバイクを没収したとの事らしい。

きっと警察が登記を調べてバイクレンタル屋に撤去したことを連絡し、

レンタル屋に働いている友達が彼女に伝えたのだと想像つきました。

 

とにかくその旨を何人かのホテルのスタッフに聞いてみるとスタッフの一人が、

 

「ホテルの目の前に停めたとしても、夜だけ屋台の所有スペースになるから

撤去されたのだと思う」

 

 

そして狼狽えた僕を見かねたのか

「警察署まで行って事情をきいてみよう」と女性スタッフが提案してくれ、

徒歩10分くらいの所に警察署に早々に着きました。

 

すぐに思い出しました。

 

ここは初日にホテルの道を尋ねた警察署だ。

まさかまたここに立ち寄るとは。。笑

 

最初に僕が片言の英語で警官に説明するとすぐに伝わりました。

「そのバイクはここにある」 と。

不法駐車という事で日本円で5,000円ほどの罰金を言い渡されたと思います。

 

正直そんな値段ならさっさと払ってことを済まそうとしましたが、

 

同行してくれた女性スタッフが

 

 何やら中国語で一生懸命警察に説明している。

というよりも訴えかけている様な印象でした。

 

しばらくすると、彼女から一言。

 

You dont have to pay money for the police.

No charge.

 

え?お金を払わなくていい?!

 

女性スタッフが警察に、僕が日本人で何も知らなくて仕方がなかったんだと説明して

くれたらしいです。。。泣

 

僕は女性スタッフと警察に謝謝と何回言ったか覚えていないくらい感謝の意を

伝えました。

 

そして気づいてみるとバイクレンタル屋のスタッフも警察署に到着していて、

状況を察したの「良かったな」と言うかの様に肩をポンポンと叩いてくれました。

その彼とは英語が通じなかったので、またも謝謝を何回も言ってひたすら感謝を

しました。

 

これでバイクは無事戻ってきたので一件落着なのですが、まさかまだトラブルが

襲い掛かってくるとは夢にも思っていませんでした。

 

つづく

 

 

 

区と交渉してみてわかった事

4年前の大学生の時に体験した、

とある事で区と交渉してみた内容を文字におこしてみます。

 

当時の専らの移動手段は自転車で、大学やバイト先、買い物などに行くのに

毎日の足として重宝していました。

 

今までマウンテンバイクしか乗った事がなかったのですが、大学の先輩の影響

もあって、初めてクロスバイク(マウンテンバイクとロードバイクの中間)を購入し、

マウンテンバイクには無い加速感とスタイリッシュなデザインを満喫していました。

 

ところが購入して半年経ったある日、普段通り走っていると

道路上にフライパン程の深さ・大きさの穴が突如目の前に現れました。

とっさに避けようと

しましたが時既に遅しで、両輪ともガタンガタンと穴に突っ込みました。

 

何だか漕ぎ出しに違和感を感じる。。

恐る恐る調べてみると・・・・・・

 

 

やはりパンクしてる!! 

後輪だけで済みましたが汗

 

 

 タイヤ幅が25mmしか無く耐久性が低い為、今まで段差や窪みなどには十分気をつけていましたが、

夕暮れで辺りが薄暗く、まさかそんな穴が有るとは夢にも思わなかったので発見が遅れてしまいました。

 

 

しかし落ち込む間もなく、これって自分だけのせいなのか

 泣き寝入りするしかないのか?

 

 

そんな疑問と不安と怒りを抱いた瞬間、

その日受講した大学の授業内容が急に脳内再生されました。

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国家賠償法に基づいて損害賠償請求できる!

 

 

国家賠償法二条によると、「道路、河川、その他の公の営造物の設置または

管理に瑕疵があったために他人に損害を生じたときは、国または公共団体は

これを賠償する責に任ずる」という内容を授業で習ったばかりでした。

 

僕は一種の運命を感じました。

アウトプットの究極の形だと。笑

 

早速区へ電話してみたものの、

すでに連絡が取れない時間だったので

翌日掛け直すと、土木課(正確な部署名は失念)の担当者を紹介してもらい、

やりとりすることになりました。

 

 

ROUND 1   

電話で状況説明。

状況を詳細に説明すると下記の通り。

 

冬の夕暮れ時だったので既に辺りは暗く、どの車もヘッドライトは付けていた。

そんな中、緩やかな坂を下っていると、突然目の前にフライパン程の

大きさの穴が出現。

避けきれずまんまと両輪ハマり後輪がパンク。

タイヤの中のホースの完全に裂けており、タイヤとホースの両方を交換する必要がある。

 

ちなみに、この時点ではまだ必殺技の国家賠償法はまだ出していません。

 

そして担当者様からは下記の問いがあった。

①ライトを点灯していたか?

②スピードの出しすぎで気づくのに遅れたのでは?

 

賢くない僕でも反論するのは簡単だった。

まず①について

回答はYES。

LEDの高輝度タイプのライトを設置していた。

さらに言うとライトは視界を確保するというよりも、他者に自身の存在を

知らせるものの意味合いがあるのでそれも説明した。

 

次に②について

人通りも多く、さらに路駐している車も多いのでスピードは出していないと

回答。ただこれについては具体的に時速何キロとか数値化できず主観によるので、

とにかく出していない、出せない状況と回答しました。

 

 

 

ROUND2

後日別の担当者から電話が掛かってきました。

実際に現場にで説明をしてくれないかという内容の依頼でした。

もちろん、そうすれば状況も簡単に説明出来るので望むところでした。

 

現場付近で土木課担当者2名と合流しました。

変な思い込みだったのですが、「土木課」と聞くとよく工事現場にいるとび職

のようなオラオラ系の人が来るのかと思ったら、40代くらいのオジサマで安心しました。笑

状況説明を一通り終えると、また電話の時と同様、あくまでこっちが悪いの様な

切り出され方をされるのかと思いきや

 

 

お怪我が無くて本当に良かったです」

 

心配の声をかけて頂き、また安心してしまいました。

なんだか戦うことを前提にしていたので、優しくされると

例の必殺技を繰り出しにくい状況になってかえってやり辛かった。。

 

とりあえず修理の見積もり又は領収書を提出して欲しいと依頼されたので

オッシュマンズに行くことにしました。

 

なんだか幸か不幸か必殺技を出す必要が無いような感じになってきました。笑

 

FINAL ROUND

見積もりの結果、およそ7,000円。

やはりタイヤとチューブの交換だとそれなりにしますね汗

 

早速メールに添付して提出するとすぐに連絡が入り、待ち合わせ場所を指定

されました。

そこに行ってみるとワゴン車が駐車してあり、中から前回の40代の方が愛想よく

手招きしてくれたので乗車。

 

なんか良くわからないけどこの非日常的な感じが堪らなく興奮しました。笑

 

 

話を戻すと、

「全額をこちらから支払うのは出来ず、80%掛けの5,600円なんだ」と。

 

 

 

なぜ全額じゃないんだと思いましたが、乗り物を運転していればこういうモノなんだ

という妙な納得感で承諾し、価格に関して異議申し立てを行わない様に誓約書に署名

をして幕を閉じました。

 

それからしばらくしてパンクした坂道を通ってみると、穴がしっかり

コンクリートで埋められており、他の箇所も綺麗にしっかり補修されていました!

 

結局、ドヤ顔で国家賠償法を声高らかに言う必要無く済みました。笑

 

そして今回得たものは・・・

・行動する大切さ

国家賠償法の概要知識(4年経った今でも覚えている。笑)

クレーマーという光栄な称号

知人に一部始終を話したらクレーマーだね♪と簡単に流され、しばらく意見を言うたびにその単語が飛び交い苦しめられました。汗

 

 

以上、ご覧いただきありがとうございました^^